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システム紹介
検査診断・モニタリングシステムのご紹介
橋梁診断システム 橋守
目視検査による主観的診断方法だけでは、損傷が目に見えてからの後追い的な対策になることが多く、潜在的事故に対する対応できません。そこで、BMCの実橋測定システム「橋守」※を用いることによって『応力』、『たわみ』、『変位』等を測定し、定量的な検査を実施することにより橋梁の保有性能を具体的に表すことが可能となります。
また、このシステムにおいては鋼橋の現有耐力・余寿命の推定といった項目についての診断が可能であります。
※「橋守」「BMCシステム」は(株)ビーエムシーの登録商標です。
衝撃振動試験測定システム IMPACTⅣ
衝撃振動試験とは、直接目で確かめることが難しい構造物の基礎の健全度を評価する試験で、公益財団法人鉄道総合技術研究所で開発されたシステム「IMPACTⅣ」※を使用して、固有振動数に着目して構造物の健全度を評価します。
具体的には、橋桁あるいは橋側歩道から吊り下げた30kgf程度の重錘により橋脚天端を打撃し、この時に得られた応答振動波形をフーリエ変換することにより、固有振動数を決定します。衝撃振動試験で得られた固有振動数を、各構造物の固有振動数の標準値と比較することにより、健全度を判定します。なお「IMPACTⅣ」を用いて、橋梁下部工のみならずラーメン高架橋の健全度診断も可能であります。
※「IMPACTⅣ」は公益財団法人鉄道総合技術研究所の開発・販売製品です。
橋脚傾斜モニタリングセンサー(開発中)
集中豪雨や地震などにより構造物に変状の恐れのある場合、橋脚の傾斜などを常時監視し、異常時には健全度の低下を素早く検知するモニタリングシステムが多数開発されています。
当社では、無線通信技術を用いて設置を容易にし、誰でもが簡単に利用できる小型で安価な無線式橋脚傾斜モニタリングセンサーを開発し、実証実験を行っています。
橋脚傾斜モニタリングセンサーは地球観測株式会社との共同開発です。